両国 Ryogoku
江戸情緒を随所に残し街行く関取の姿も珍しくない“相撲の町”両国。夏に開催される隅田川花火大会では100万人を越える人出で賑わう。江戸東京博物館にファッションビル、そして都営大江戸線の開通と開発が進む一方で、昔と何ら変わらない江戸情緒が街を優しく包み込んでいる。
両国国技館近くにある旧安田庭園もそんな両国に似合う憩いの庭園である。江戸時代の丹後宮津藩主本庄因幡守屋敷跡で、明治になってから 旧安田財閥安田善次郎の所有となり大正11年に、東京市へ寄贈一般に無料で公開された。他庭園施設では珍しい入園無料ということもあり、ベンチで寛ぐ人や往来する人を多く見かける。両国の人たちの憩いの場となっている。
観光名所というわけでもなく、繁華街というわけでもない、江戸と隣接する不思議な魅力に富んだ下町である。
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